338 文字
2 分
クラウドにおけるVCNとは?

クラウドにおけるVCN(Virtual Cloud Network/仮想クラウド・ネットワーク)とは、クラウド上に構築する自分専用の仮想ネットワークのことです。
これは、物理的なネットワーク(社内LANなど)をクラウド上で仮想的に再現したもので、サーバーやデータベースなどのリソースを安全にまとめて管理できます。
主な特徴
-
プライベートなネットワーク空間
他のユーザーとは分離された、自分だけのネットワーク領域をクラウド上に持てます。 -
自由にネットワーク設計が可能
サブネットの作成、IPアドレスの割り当て、ルートテーブルやファイアウォールルールの設定など、物理ネットワークと同じように細かく制御できます。 -
パブリック/プライベートサブネットの使い分け
インターネットからアクセス可能なサーバー(パブリックサブネット)と、外部から直接アクセスできないサーバー(プライベートサブネット)を分けて設置できます。 -
セキュリティの強化
ファイアウォールやセキュリティリストで、通信の許可・拒否を細かく設定できます。
イメージ
「クラウド上に自分専用の“社内ネットワーク”を作る」イメージです。
その中にサーバーやデータベースを置き、外部との接続やセキュリティも自分でコントロールできます。
まとめ
VCNは、クラウドでインフラを構築する際のネットワークの土台となるもので、
- 安全
- 柔軟
- 管理しやすい
という特徴があります。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)などのクラウドサービスでよく使われる基本的な仕組みです。