isset と !empty はどちらも変数の値をチェックする関数ですが、それぞれ異なる動作をします。

isset

• 変数が宣言されていて、かつ NULL ではない場合に true を返します。
• 変数の値が空文字 ("") や数値の 0 であっても true を返します。
• 未定義の変数に対して使用すると Fatal error を発生します。

!empty

• 以下のいずれかに該当する場合に true を返します。
  • 変数が NULL である。
  • 変数が空文字 ("") である。
  • 変数が数値の 0 である。
  • 変数が false である。
  • 変数が 未定義 である。
• 変数に値が設定されている場合は、たとえそれが空文字や数値の 0 であっても false を返します。

例

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$var1 = "";
2
$var2 = 0;
3
$var3 = null;
4
$var4 = false;
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var_dump(isset($var1)); // true
7
var_dump(isset($var2)); // true
8
var_dump(isset($var3)); // false
9
var_dump(isset($var4)); // true
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var_dump(!empty($var1)); // false
12
var_dump(!empty($var2)); // false
13
var_dump(!empty($var3)); // false
14
var_dump(!empty($var4)); // false

上記のように、isset と !empty はそれぞれ異なる判定を行うため、状況に応じて使い分けることが重要です。

まとめ

• isset は変数が宣言されていて、かつ NULL ではないことを確認するのに適しています。
• !empty は変数が空かどうか、または 未定義 であるかどうかを確認するのに適しています。